ゲノム論文レビュー
馬に関する生物学・遺伝学分野の論文紹介
Review
発育不全児由来または健康児由来の腸内細菌叢を導入したノトバイオートマウスを用い、母体の低栄養が子の成長と腸内細菌叢に及ぼす影響を調べた研究。母体の低栄養は、発育不全児由来の腸内細菌叢をもつ母から生まれた子で、成長障害を腸内細菌叢依存的に悪化させた。出生前の母体環境と出生後の子の微生物叢がともに成長に関わることを示すマウスモデルであり、ヒトで同じ効果を直接検証した研究ではない。
Azki's Note
母と子の双方で腸内環境は大事なので、食事の質はほんとうに重要ですよね。
Abstract Summary
ノトバイオートマウスを用い、母体の低栄養が出生前後の影響を通じて、子の腸内細菌叢と成長障害を悪化させる仕組みを検討した研究。遺伝以外の母子継承、栄養、微生物叢を考えるうえで参考になる。
Citation
Serrano Matos, Y. A. et al. Maternal undernutrition exacerbates microbiota-driven growth stunting through pre- and postnatal effects. Cell Reports 44, 116471 (2025).
- Journal
- Cell Reports
- Year
- 2025
- DOI / Link
- 10.1016/j.celrep.2025.116471