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筋肉・代謝・神経にまたがる競走能力ゲノムのイラスト

競走馬のパフォーマンスに関わるタンパク質コード変異を探索する

競走表現型は単一遺伝子ではなく、筋肉・代謝・神経をまたぐ多因子形質として現れる

Communications Biology2022

Review

集団ゲノム解析、骨格筋の運動・調教トランスクリプトーム、アジア在来馬の全ゲノム解析を統合し、候補となるタンパク質コード変異を検証した研究。競走用6品種267頭と非競走用11品種249頭で23 SNPを比較し、筋肉・代謝・神経機能などに関わる9遺伝子のSNPが競走表現型と有意に関連した。主な結果は競走用・非競走用として分類した品種群間の関連であり、個々の馬の競走能力を単一変異で決めるものではない。

Azki's Note

近年のゲノム解析技術の向上により、ウマに関してもどんどん解明が進んでいます。

Abstract Summary

複数の競走馬品種を対象に、競走表現型に影響し得るタンパク質コード変異を探索した研究。運動適応に関わる遺伝子群を統合的に解析し、競走能力を多因子として捉える視点を示している。

Citation

Han, H. et al. Common protein-coding variants influence the racing phenotype in galloping racehorse breeds. Communications Biology 5, 1320 (2022).

Journal
Communications Biology
Year
2022
DOI / Link
10.1038/s42003-022-04206-x