ゲノム論文レビュー
馬に関する生物学・遺伝学分野の論文紹介
Review
北半球の20種を超える鳥類・哺乳類では、同じ個体が夏の褐色から冬の白色へ年2回換毛する。本論文は、雪上でのカモフラージュを主な機能、日長(光周期)を換毛時期の主な駆動因子と整理したレビュー。温暖化で積雪期間が短くなると体色と背景の不一致が増え得る一方、換毛時期の可塑性には限界があると論じている。
Azki's Note
色素遺伝子と毛色の研究は、まだまだ不明な点も多くて面白い…
Abstract Summary
哺乳類や鳥類にみられる季節性の毛色・羽色変化について、機能、進化、基礎メカニズム、気候変動下での課題を整理したレビュー。色素遺伝子だけでなく、環境とのズレも重要な論点となる。
Citation
Zimova, M. et al. Function and underlying mechanisms of seasonal colour moulting in mammals and birds: what keeps them changing in a warming world? Biological Reviews 93(3), 1478–1498 (2018).
- Journal
- Biological Reviews
- Year
- 2018
- DOI / Link
- 10.1111/brv.12405