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複数のウマ品種とSNP多様性を示すイラスト

ゲノムワイドSNPでサラブレッドの多様性を俯瞰する

サラブレッドの閉鎖性は、他品種との比較でより鮮明に見えてくる

PLoS ONE2013

Review

36品種814頭の常染色体SNPを用い、品種内多様性と品種間の関係を詳細に比較した研究。閉鎖集団で強い選抜を受けてきたサラブレッドでは、品種内多様性と有効集団サイズが相対的に低かった。米国群と英国・アイルランド群の間には小さいながら有意な分化(FST = 0.004)があったが、主成分分析やクラスタリングでは明確な地理的集団構造は認められなかった。SNPの選定がサラブレッド由来データに偏ることによる推定上の偏りにも注意が必要である。

Azki's Note

サラブレッドの多様性低下と種付け頭数制限案との関係を考えるうえでも興味深い。

Abstract Summary

36品種814頭の常染色体SNPを用いて、現代ウマの品種内多様性と品種間関係を解析した研究。地理的起源や品種形成史がゲノム上の関係性として反映され、サラブレッドでは相対的に低い品種内多様性が示されたが、SNP選定に伴う偏りも考慮する必要がある。

Citation

Petersen, J. L. et al. Genetic Diversity in the Modern Horse Illustrated from Genome-Wide SNP Data. PLoS ONE 8(1), e54997 (2013).

Journal
PLoS ONE
Year
2013
DOI / Link
10.1371/journal.pone.0054997